年明け早々の能登地方を震源とする地震に日本全国が揺れました。
地震から4日目ですが、富士市からの支援について記事にさせていただきました。
心強いことに多くの方から市の対応についてや、「何かできることはないか」という問い合わせを頂きますが、各地から様々な支援が向かっている中、まずは一個人としては情報を得ながら、冷静に見守りましょう。
支援物資等を提供したいと考える方はまずはこちらを読んでいただきたい。

富士市の対応について時系列でまとめました。
【1日目】
01/01 16:10 石川県能登地方を震源とする地震が発生。
同日すぐに富士市消防本部は緊急消防援助隊出動準備要請。
19:25 総務省消防庁長官より緊急消防援助隊出動指示を受信し、21:45 第一次派遣隊計13名(中央署高度救助隊5名、中央署富士見台分署消火小隊5名、後方支援小隊3名)を輪島市へ派遣いたしました。
【2日目】
01/02 07:38 派遣先が輪島市から珠洲市へ変更。
日本水道協会中部地方支部の要請があり、17:00 給水車(3800L/1台)石川県かほく市へ派遣。※記事参照

【3日目】
第一次派遣隊、移動中。
【4日目】※現在
01/04 06:45 第一次隊 珠洲消防署南側(宿営場所)到着。
その後、13:30 第二次派遣隊計13名(西署特別救助隊5名、中央署消火小隊5名、後方支援小隊3名)が第一次隊と交代のため派遣。
また、県より災害派遣医療チーム(DMAT)派遣要請があり、県と調整中です。
平成17年4月に厚生労働省により災害医療派遣チーム、日本DMATは発足し、中越沖地震や東日本大震災でも大いに活躍したDMAT。
DMATは医師、看護師、業務調整員で構成されており、富士市ではDMATを3チーム(うち1チームは県内活動に限る)保有し、被災地の要請に応じて現場に急行し、病院支援や広域搬送等を行います。
ちなみに、DMATに名前が似ているチームでDWATがありますが、こちらは民間の福祉専門職で構成するチームで、どちらかというと災害後の長期避難者の生活機能の低下や要介護度の重度化などの二次災害防止のためのチームです。
DMATは災害時すぐに駆けつける医療チーム、その後の二次災害防止のための福祉チームがDWATということですね。
多くの人が支援に携わっています。
私にも周辺に住んでいる友人が何人かいますが、みんな無事なようでホッとしています。
しかしながらここまでの大規模災害で大変なのはここから。
災害直後は多くの人が注目しますが、ここから復興まで本当に大変になるかと予想します。
経過とともに必要なものも変化していきます。
今後、できることがあればみんなで助け合いましょう!
まずはプロの皆さん方の素早い対応に感謝です。
私の知人も被災者となってしまいました。
石川県・富山県・新潟県と、それぞれに点在している仲間たちは、今自宅に戻れたものの、不自由さを感じながら生活をしていると思われます。災害が発生して「自分にも何かできないか?」と思いましたが、現時点でできることは限られている。
初動はプロの方や、経験者に対応してもらった方が復旧までに時間もかからないのかもしれません。
3.11の際は、数日を経て富士宮市を震源とする自身も発生しました。
いつ、どこで発生するか分からない。いつ自分の身に起こるか分からない。
その事をしっかり受け止めて、備えや心づもりはしておきたいと思います。