本日はセルロースナノファイバーセミナーに参加してきました。
「深海プラスチック汚染の現状と海に優しいセルロース素材の開発」JAMSTEC 磯部紀之氏
誰でもわかるように説明してくれて、とてもわかりやすかった!
今まで専門的な話ばかり聞いてきたので、このお話はこどもにも聞いてほしいなと思いました。
何より海底調査をしている「しんかい6500」の動画など、とてもワクワクしました☺️
70%が水の地球。
海底に沈んでしまったゴミはどんどん溜まっていく一方。
飛んで行った風船もスーパー袋も通常は水に浮かぶけど、ゴミが付着することにより海底まで沈んでしまいどんどん溜まっていく。
そこで木から作られるセルロース素材で海に優しい素材を開発できないか。
環境に優しいということは人にも優しいということ。
「ナノセルロースジャパンの紹介」
「セルロース/ポリプロピレン複合材料の開発(ナノの可能性ミクロの実用性)」静岡大学 青木憲治准教授
この分野では富士市でお馴染みの、青木准教授。(と言っても富士市で基調講演を聞くのが2回目だっただけ。笑)
今回は、価格の価値提供や循環型社会実装についてなど。
専門的な化学の分野からのお話しでした。
「OIプラットフォーム『AUBA』の実践」Eiicon x 東洋レジン 技術開発部 井出康太部長
オープンイノベーション(自社以外の組織と一緒にアイディアやノウハウを組み合わせ、企業の枠に捉われない事業の促進や創出を生み出す手法)のプラットフォームを提供するEiiconと、そのプラットフォームを使い、半年間で他業種とマッチングした東洋レジン。
個人的な感想ですが今回の基調講演は、「なぜ」から始まりセルロースの活用までパッケージで考えようとしている富士氏の姿勢がみれてとてもよかったです。
Why → なぜセルロースの開発が必要か
Who → 開発しているのはどんな組織か
What &Issue→セルロース素材と課題
How →開発後の活用模索
まだまだ開発段階のCNFですが、今後の発展が楽しみですね!
セルロースナノファイバー知ってます!新しい丈夫な素材としても、食品にも活用できる(すでにどら焼きで販売されている)優れものですが、まだまだ発展途上ですね!(株はやってませんが、今のうちに関連銘柄を押さえておくのもいいのかもwww)