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執筆者の写真市川まみ

日本は世界2位

何の世界2位かと言いますと、万引きの年間被害額が世界2位。


では1位はどこか?

アメリカです。


日本国内の犯罪の数や万引き検挙数自体は減っています。


しかしながら日本全国における万引き被害額は1日あたり約12億円、年間で約4600億と言われており、万引きも国内における社会問題となっています。


しかし、実際に検挙されているのが1割で、残り9割の万引きは検挙されていないとの事。


若者が万引きをするというイメージを皆さんが持つかと思いますが、最近では高齢者による万引き被害が増加傾向にのようです。


なぜ高齢者の万引きが増加してきたのか?


まずは経済的な問題。

少子高齢化となり、高齢者だけの世帯が急増しています。高齢者の主な収入源は年金。

現在の日本の物価はあがっており、年金だけの生活は苦しいです。

実際に万引きで捕まる高齢者の8割は無職。

収入が乏しいかぎりは老後の生活は不安しかない。

そんな不安が万引きの原因になっていると考えられます。


次に孤独

万引きをする高齢者の6割近くが独り暮らし。

近くに家族や話し相手、相談相手がいない人が半数近くいます。

様々な理由で独り暮らし生活をしている多くは、周囲からのサポートを得れず孤立し

自暴自棄から問題行動を起こしてしまう可能性があります。


そして認知症

軽度の認知障害により、前までできていたことができなくなる場合もあります。

急に買い物の手順がわからなくなり支払ったと思い持ち帰る。

悪意なく万引きという結果になってしまう場合があります。



こういった背景から高齢者の万引きが増えています。

万引きは確かに罪です。

自分の親や近所の高齢者がまさか。なんてことがあるのかもしれません。

そして、人と人との繋がりが必要な世の中になってきていると思います。


きっと未然に防げることがあるはず。

大事なのは地域のコミュニティ形成。


しっかり近所の方達と繋がり顔見知りになることでまずは誰かが異変に気付くこと。

そして、とにかく話し相手になること。

これが大事だと思います。


世代を超え、集まれる場所を増やし、だれもが住みやすい優しいまちにしていきませんか?





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