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富士市の火災広報がなくなった件について

『最近、大きなスピーカーから流れる火災情報を聞かなくなったな。』と感じている人は多いはず。


実は、今年2023年の1月1日から火災の同報無線がなくなりました。

ちなみに同報無線とは、災害時や日々の時鐘を流しているスピーカーのこと。

(私も呼び名、初めて知りました。)


現在、富士市には約400箇所の同報無線があります。


元々は火災、自然災害(津波や大雨の避難情報)、行方不明連絡、そして時鐘などに使われていました。


この中で、時鐘は朝07:00、昼12:00、夜17:00の3回放送されておりましたが、実はこれ、定期点検の意味もあったとのこと。これも初めて知りました。


しかしながら三交代勤務従事者の方や子育て中の方から年間10-20件程度の苦情があったため、見直し、朝の時鐘のみ2021年1月1日より辞めたとのこと。



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そして、火災広報については元々消防団の方々への連絡としてが主な理由だったそう。


しかしながら昨今は2021年から始めたLINE、そしてメールでも連絡できるようになったことと、うるさいなどの苦情があったため、同報無線での広報をやめたとのこと。


そこで私が気になったのがLINE登録者数。


05月01日の時点で、登録者数合計は110,413人と、富士市人口248,264人の内半分以下。


この公式ラインは元々コロナ感染者数などの情報共有のため、2021年から開始し、せっかくなら他にも活用しようということになった事が始まり。


そう思うと登録者数は多い方かもしれないが、まだまだ足りないのではないかと感じる。


そして、本日消防総務課とお話をしていたら、今後は消防団向けのアプリで情報共有できるようにしていくらしく、段階的に消防団員に広めていくとのこと。


正直なところ、それを先にやってから同報無線による火災広報を辞めれば良かったのではないか、タイミングが逆なのではないかというのが私の意見。


お家によってはこの同報無線が近く、とてもうるさく感じる人もいるだろう。

全ての人の意見を聞くことは難しいが、これを必要としている人もいたはず。


これについて皆さんの意見、コメントいただけると助かります。


しっかりと双方意見を取り入れる行政となるよう、

今後も何か他にも気になることがあればお気軽に連絡ください。


みんなで意見をしっかり言っていきましょう!




9件のコメント


BT
BT
8月18日

総務省のホームページに、興味深い資料がありました。

地上デジタル放送波を活用した災害情報伝達手段のガイドライン策定等に係る検討会

https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-95.html

というものです。


これは、地デジの放送電波にインターネットのデータ(IPDC)を乗せて、それをスマホなどのIT端末(Bluetooth経由)や専用の戸別受信機等で同報無線のように音声を流したり、文字を流したりして活用するもので、すでに実証実験も行われていました。デジタルサイネージとしても活用されることも想定されているようです。これらには総務省の災害時の情報伝達をより広くきめ細かく伝わるようにバージョンアップを図りたいという意思を感じました。

https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-95/05/sankou.pdf


https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-95/05/houkokusyo.pdf 現状の災害情報伝達の方法は市町村によって違い、市町村防災行政無線(同報系)、MCA陸上移動通信システムを活用した同報系システム、デジタル移動通信システムを活用した同報系システム、FM放送を活用した同報系システム、280MHz帯電気通信業務用ページャーを活用した同報系システムなどがありますが、8割近くは市町村防災行政無線のようです。

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。 にぽぽ
。 にぽぽ
2024年12月08日

災害時防災無線を鳴らすこと住民は否定しているのですか?してませんよね

日々の試験運転を止めただけですよね

日々の試験運転は月一回でも十分だと思います

また、ここでは書いていないのですが、その、防災無線は何デシベルですか??それが条例と違反しているか?も記載して欲しいです


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富GC民
2023年5月04日

消防団員です。

火事はいつ起こるかわかりません。

仕事中にスマホの所持が出来ない方や電波状況などメールはキャリアによっては時差が出ます。

就寝中に火災が起きてもメールやLINEだと気づかず過ぎてしまう場合もあると思います。

電波障害が起きてスマホ自体が使えない状態の時は?

三交代制や子育て中の方からのうるさいとの苦情もわからなくはないですが、あなたの家族や友人知人宅が火災になって取り返しがつかなくなってしまっても、うるさいと苦情を入れた人達は仕方ないで済ませること出来ますか?

いざと言う時に迅速に行動が取れなければLINEだろうがメールだろうが専用アプリだろうが意味がないと思います。

人によってはうるさいかも知れませんが火災広報は必要だと思います。


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富GC民
2023年5月05日
返信先

私も役職のない一団員なので詳しくはわかりませんが、コミュニケーション不足だけでなく消防団員の意見が反映される仕組みじゃないのかなと思ってます。

事後報告に対して動くだけですからね。意見はしてると思いますが市や消防署で決まった事が変わるわけないですし…


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BT
BT
2023年5月04日

同報無線について、メールやLINE以外でも、聞こえにくい世帯向けには市の防災ラジオ(リズム社製 9ZQA07系あんしんラジオ60MHz帯)が格安で配布されているのですが、チープで壊れてしまいました。また受信感度もよくありませんでした。他の自治体ではもっと性能の良さそうなものがあるのでもう少し費用がかかっても感度の良いものでも良かったのではと思いました。市ではのアナログ再送信の60MHz帯のものを使っているようですが、自治体によっては屋内に届き易い電波特性を持つ280MHz帯(昔のポケベルの周波数)を使っているところもあるようです。

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市川まみ
市川まみ
2023年5月04日
返信先

火災など、身近な災害対策で防災ラジオがチープで壊れてしまったとは、悲しすぎますね。

正直、消防団員と消防署とのコミュニケーションはどのように行われているのか気になります。

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era
2023年5月02日

今回の投稿の中で「消防団向けアプリを広めていく」という部分が、市民向けなのか、消防団員向けなのかがうまく理解できなかった。


仮に「市民に向け」とするならば、今までのLINEはどうするのか?

利用率70%以上というLINEで、現状の登録者数というのであれば、まずはLINEの登録者数を増やす事を優先して考える方が効率的では無いか?


無線の場合、いる場所・聴く位置によって聞き取れなかったりすることもあり、特に火災の場合は一刻も早く正確な情報が必要となる。


この辺りをもっと具体的にイメージがつきやすい方法で告知することとかできないかな?


※今回の消防団用アプリの拡散について誤った認識であれば申し訳ありません。

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市川まみ
市川まみ
2023年5月02日
返信先

コメントありがとうございます。


消防団向けのアプリなので、消防団員に対して段階的に、一部消防団から始めるとのことでした。これは通知機能がついているものなので、あくまでも消防団員向け。


市民向けという意味では、現在LINEが主な火災を知る手段。

但し、近隣に被害が出るかもしれないような火災の時はしっかりと動線無線で案内するとのことです。


告知や周知について、様々なアイディアを皆さんからもお伺いしたいですね。

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